FC2 Blog Ranking 梅松LIFE-Got Dog?- |横隔膜ヘルニア
日曜日。
いつもの貸切広場で思いっきりボール遊びしていつもの梅嬢。

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帰宅後、やけに葉っぱを食べたがり、夜ご飯前に嘔吐。
絶食も考えましたが元気に走り回っていたしと、軽く与えてみるがまた嘔吐。
そして顔がボコボコに腫れるアレルギー反応も。pm9:00

ベランダにある梅専用のサラダバー。
胃の調子が良くない時は決まってハーブや葉を食べたがる梅。
この時も自らベランダに出してと要求し、土をも食べる勢いでパセリを食べておりました。

そして嘔吐。これを繰り返すばかり。
脱水症状を懸念し薄めたポカリを与えると飲んでくれるけどやはり嘔吐。
胃の中の食べ物がなくなったのか少し落ち着きam3:00にようやく顔の腫れがひく。

しかし落ち着いたのも束の間、再びam4:00に顔がボコボコ腫れる症状。
そわそわ落ち着きもなく寝れない様子。
そしてam6:30フセ状態で震えるように。

尋常でない様子にホームドクターに連絡し症状を説明。

これだけ嘔吐を繰り返す子に何もあげるべきではない!
それだけ吐き続ければ相当のダメージを負っているわけで、震えてもおかしくない。
朝一に病院へ来るように言われました。

焦ったママさん、一番で診てもらう、、、

まずはエコー。腹部に気になるしこりがあるが特に異常なし。
胸部レントゲンを撮ると、横隔膜の上、肺部分は空洞のため本来黒く写らないといけないのに、
白っぽい靄のような影が写っている・・・それはあってはならない場所に何かあるという事。

院長が恐らくそうではないかと指摘した上でバリウム造影。
先ほどの白っぽい靄が変形し、見事にバリウムが侵入していることで恐らくが確実となりました。

診断結果は『横隔膜ヘルニア』。

胸腔と腹腔を分けている横隔膜に穴が開いてしまい、
そこから腹部の臓器(肝臓、胃、腸など)が胸の内部に進入し、胸が圧迫される病気。
その臓器の進入が大きいか多いほど呼吸障害の程度が重くなります。
交通事故や高い所からの転落・蹴られたなどの強い衝撃によって発症する外傷性が多い病気ですが、
梅の場合は、繰り返しの嘔吐が原因ではないかと、、、。

ただ院長が首を傾げる。
梅の呼吸が辛そうじゃない、、ここまで異物が進入していれば呼吸が荒くなってもおかしくない、、と。

兎に角、細かなことは開腹・開胸してみなければ分からず、
また腹部の臓器がどんどん入り込んで肺を圧迫して呼吸ができなくなる危険性があり、
出来るだけ早く横隔膜欠損部分を元の正常な状態に修復する必要もあることから、
そのまま入院、酸素室の中で栄養剤の点滴、15時に手術決定となりました。

そして横隔膜ヘルニアは死に直結する恐ろしい病気であるのと同時に、
呼吸を司る胸腔の手術なので術前中後、常に命に関わるリスクも高いと院長から話がありました。

また鼻ペチャにとっては全麻のリスクもありますが、
ホームドクターは松のブリーダーの出産専門医でもあり鼻ペチャ手術は経験豊富。
なのでその点は安心して預けられました。


泣きべそママさん、一人病院で待つ事17時過ぎ、無事成功。梅ちゃん生還しました。

術後の院長からの説明。極まれにみる症状でした。横隔膜に穴が開いていたのではなく、
横隔膜が信じられないほど伸び、臓器と共に胸腔内にのめり込んでいた。
のめり込んでいたのは膵臓と十二指腸。引き出してみると横隔膜が見えるがどこも穴が開いていない。
人間には稀にあるケースだか、院長も幾度かこの手術をしているがこれは初めてだったそうです。

臓器を横隔膜から離すと徐々に収縮するのを確認できたため、各臓器を正位置へ戻し、開腹部分を縫合。
伸びた横隔膜は下手に処置はせず、治癒力で正常に戻る事に賭けたそうです。

急性のためか膵臓はうっ血して真っ赤だったものの、腸は薄っすら変色しシワになっていただけ、
それほどダメージもなかったのでそのまま戻しましたが、膵臓は念の為検査に回しております。

術後のレントゲンを撮るも、正常な位置をキープしていました。
今後このままキープできるか経過観察が必要であり、
万が一、伸びてしまい再びのめり込むようであれば、横隔膜の処置手術になるかもしれないとの事でした。

術後、ホッとした安堵の気持ちからかママさんが、
"貸切広場でゴムゴムの実でも拾い食いしたのかね?”なんて冗談も言えるまでに。

今回の自分たちの対応を振り返ると、
まず月初に1度、食後、同様に顔にアレルギー反応が出てボコボコになったが、嘔吐してすぐに回復した事。
そして梅が胃の調子が悪い時は葉っぱを欲求する事。
この2点で間違った判断を犯してしまいました。

嘔吐する時は何もあげないこと。もちろん水分も。
今思い返せば、迷いはあったものの、あの時そんな大事な判断ができませんでした。

また今まで何のアレルギー反応もなかった梅。
加齢に伴い何らかのアレルギー反応が生まれたのだろうという勝手な軽い憶測。
アレルギーに対して無知すぎました。

急変しない限り、明日朝一番で病院に行こう。
そんな悠長さが今回の大きな致命傷を梅に負わせてしまったのだと思います。

不徳の致すところ。
たかが嘔吐、されど嘔吐、横隔膜ヘルニアなんて大層な病を誘発するなんて、、思い知らされました。
自分達の過信で引き起こしてしまい梅に辛い思いをさせ深く反省しております。

今はまだ横隔膜の手術後の経過を見ているだけで先送りになっていますが、
今回引き金となったアレルギー反応が何で出るようになったのか。
これも徹底的に追求していきたいと考えております。

取り敢えず梅ちゃん入院中。足音、鼻息の聞こえない静かな我家です。

★フレンチブルドッグひろばだよ★
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      ≪Presented By ガイ姉san
肺水腫◇ ◇掃除機